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ご挨拶

　第２５回日本看護医療学会学術集会集会長を拝命し、2023年9月2日に実施させていただくことになりました。本学会は東海地方を中心に活動しており、第25回学術集会において関東地区初開催を目指しておりました。コロナの感染状況が一向に収まる気配がない中、学術集会も対面またはハイブリッド形式で行われているものもあるようですが、様々なリスクを考慮し、オンラインで実施することとしました。

コロナの影響により、地域・社会において、また臨床において様々な改革/改善が求められました。今回のパンデミックの経験を生かして、効率的かつ有効なケアが必要としている全ての人々に行き渡るよう、多職種の連携が一層求められます。一方で、コロナの影響で、一時的に外国人観光客や在留外国人の数は減りましたが、今後日本が国際的な役割を果たすためにも難民や移民なども含めて多くの外国人を受け入れていくことが求められます。日本はまだ閉鎖的な部分があり、日本とは違う文化を持つ患者に対する対応も十分とは言えません。ダイバーシティに対応できるように多職種で連携していく必要が今まで以上に求められます。そこで本学術集会では、オンラインならではのメリットを生かし、米国におけるダイバーシティと多職種連携についてライブで米国の教員から状況を伺います。そして、外国人介護職が定着できるような職場環境の改善の支援について、多職種によるコクランシステマティックレビューの臨床での活用方法についてそれぞれの専門家の教育講演を予定しています。さらに、地域や病院において、実際多職種で連携して活躍していらっしゃる現場の方の生の声もお聞きするシンポジウムも予定しております。

本学術集会のテーマは「新しい時代におけるダイバーシティと多職種連携」ということで、多数の方々のご参加をお待ちしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第２５回日本看護医療学会学術集会集会長　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近藤暁子（東京医科歯科大学大学院　国際看護開発学）

【プログラム】

　プログラムは以下のファイルからダウンロードできます。

　研究助成成果発表（ROOM2）のタイトルに誤記がありました。正誤表を以下のファイルからダウンロードできます。

会長講演　　「ダイバーシティと異文化教育」　近藤暁子　

基調講演　　「米国におけるダイバーシティと多職種連携」　ワシントン大学講師　新津晃右先生

教育講演Ⅰ 「外国人介護職の定着を目指した職場環境改善の支援」　摂南大学教授　富永真己先生　　　　　　　　　　　　　　　　　　

教育講演Ⅱ「多職種のためのコクランシステマティックレビューの臨床での活用方法」　

　　　　　　聖路加国際大学教授　大田えりか先生

シンポジウム

「看護・医療における多職種連携　－コロナ流行下での各職種の困難と打開策から見えてきたもの―」

　<シンポジスト>

　　　看護師･･･東京医科歯科大学病院ICU看護師　桒畑宗久氏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　助産師･･･昭和大学病院　佐々木佑氏

　　　訪問看護師･･･NPO法人コスモス訪問看護ステーション　武笠亜企子氏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　コメディカル･･･昭和大学藤が丘リハビリテーション病院　作業療法士　内堀謙吾氏

【参加者の方へ】

1）抄録集

　8月28日(月)ごろ届く予定

　参加登録が遅れた方は、その後

2）ZOOM URL

　8月28日(月)に配信予定

【発表者・参加者の方へ】　

　各セッション終了後に講師と個人的にご質問されたい方のために講演が行われる 2 つの ROOM とは別に、ROOM3 をご用意しております。また、ROOM への接続ができない場合や、ROOM 内での操作でお困りの方がいらっしゃいましたら ROOM4 でスタッフがご案内いたします。別のROOMのZOOMのURLはメールでお送りするとともに、各ROOMのチャットでも表示いたします。

【発表者の方へ】

・発表時間10分、質疑応答3分です。

・倫理委員会の承認を受けていること（承認番号）、利益相反の有無についてスライド中に示してください。

【演題登録】

1）演題登録期間　令和5年4月3日（月）～令和5年6月24日（土）→7月1日（土）に延期しました→終了しました。

2）申し込み方法

　以下のword ファイルをダウンロードおよび記入後、下記メールアドレスへお送りください。審査の上、折り返し採否等について通知致します。

※送付メールの件名（タイトル）には、必ず、【一般演題】と入れて下さい。

送り先　e-mail：25jsnhc@gmail.com

　　　　　第２５回日本看護医療学会学術集会事務局

3）発表形式

　口演による発表のみです。